2017年6月11日 東京都豊島区の「雑司ヶ谷霊園」にて、献体先の千葉大学から戻ってこられた羽仁協子さんの納骨式が、30人近い関係者が集まって行われました。数人のかたのお話の後、献花をして誰ともなく歌いだし、数曲皆でうたい、ご遺族の方の挨拶で解散しました。
ハンガリーから戻ってきて、「コダーイ音楽教育」を紹介し広めた方で、「日本コダーイ教育」の発祥の地ならぬ「発祥の人物」です。
「コダーイ芸術教育研究所」を設立し、日本の「わらべうた」の普及(講演・テキストの出版)から乳幼児教育全般の紹介(ハンガリー講師の招待・出版)など尽力されました。
今、多くの保育園や子ども園でわらべうたが遊ばれ、担当制保育が行われるようになってきた、基礎を築いてくださいました。
音楽も、多くの先生方をハンガリーから呼んでくださり、セミナーを通してコダーイの音楽への思いを伝えてもらいました。 来年、「コダーイ芸術教育研究所」設立50年になるそうです。
*「雑司ヶ谷霊園」の1種ー1号ー10冊―42号 都電雑司ヶ谷駅 に近い場所です。
祖父母羽仁吉一・もと子夫妻や父母の羽仁五郎・説子と同じ墓地に納められました。この霊園には、数多くの明治以来の有名人のお墓がいっぱいあるようです。
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